今さら聞けない!? 新NISAのアレコレ part2
前回の「今さら聞けない!? 新NISAのアレコレ」(以下Part1)では新NISAの投資先は「長期・積立・分散投資に適した一定の投資信託」が良いという結論になりましたが、本当にそうなのか。今回はこのことを探求してみたいと思います。
- 新NISAは日本株どころか外国株も買える
新NISAでは一般の個別株も買えます。個別株とは上場している会社の株式です。これが日本だけでなく外国株も対象です。そうなってくると少し欲が出てきて、GAFAMのような物凄く成長しそうな会社を探し出して、早いうちに株を買っておけばと思うのが普通でしょう。実際にうまくいって株価が100倍になっても、新NISAであれば一切の税金がかからないのが魅力的です。
- そううまくは行かない!?
株価のチャートを見て、突然急騰しているものを見ると、先に買っておけば良かったなどと思うことがあるでしょう。株価が急騰した要因として考えられることは、「決算発表の内容が良かった」ことや「買収のためのTOB(株式公開買い付け)が発表された」などがあります。
これらをあらかじめ予見することは難しく、投資の理論には「効率的市場仮説」というものがあります。簡単に要約すると、将来の株価の予想は困難であるからどんなに専門的な知識があっても市場の平均以上にリターンを得ることは難しいというものです。
要は、「GAFAMのように急成長しそうな会社を探してもうまくいきっこない」ということです。
しかし、「効率的市場仮説」はあくまで「仮説」であり立証はされていません。
成長する会社を見つけることができれば良いですが、その会社を探す労力や確率を考えると個別株よりも平均的な値をとる投資信託の方が、ホームランこそありませんが安定的にヒットを積み重ねる安打製造機となり、無難であると思われます。ただ株主優待目的の投資などはこの理論とは別に考えても良いかもしれません。
※この文章は特定の金融商品等の購入を勧めるものではありません