人工知能はそこまで来ている!?
最近よくChatGPTという言葉をよく聞きませんか。
私は最初ガンマGTPの仲間かと思いましたが全然違いました。
ChatGPTとはOpenAI社が開発した人工知能(AI)だそうです。ChatGPTは人間が投げかけた質問に人工知能が回答するものです。どんな質問に答えられるのかと思い、調べてみたら割となんでも回答することができるそう。答えられないものは個人情報を含むもの、来週の株価など確実でないもの、ほかには計算が苦手とのこと。
これをうまく仕事で使えないかと思ったところ、私がすぐに使えそうなものは研修を受けた時に提出する研修報告書を書いてもらおうと思いましたが、そんなことをしたら… 言うまでもありません。
では、会計事務所には他に人工知能技術を取り入れたものがないのかと言うと、そんなことはありません。例えばFX2などのTKCの会計ソフトには金融機関からインターネットを利用して取引データを受信すると、その取引データを基に自動で仕訳を入力する機能があります。
ただ、人工知能も人間と同じで最初から正確に入力できるわけではありません。新人に指導するように「この会社の振込はこの仕訳」と、各取引に対して仕訳のパターンを人工知能に学習させる必要があります。しかし、人工知能の優秀なところは「一度覚えてしまえば忘れない」物覚えの良さです。仕訳パターンが蓄積すればするほど人工知能が入力する仕訳の正確性が上がるので経理担当者の仕事が楽になるはずです。ご興味のある方は監査担当者または事務所までお尋ねください。
すぐそこまで人工知能の波が来ているので、あなたの周りにも使えそうな人工知能ツールがあるかもしれません。