のぞみだより#21「ワンポイントアドバイスから始まる経営改善」
私は半世紀ほど座業に従事し、特に50才以降は事務所内での管理業務が多くなり、パソコンの画面に向かい一日を過ごしています。昨年の10月に前触れもなく座骨神経痛を発症し、一ヶ月は自宅で静養、次の二ヶ月は車椅子の生活、現在は杖が無ければ不安です。
その発症の原因は長年の運動不足(同じ姿勢での職業病)であります。これまで散髪さんからは「こんなに肩の硬い人は知らない」と体調を心配されてきましたが、本人に自覚現象がなく他人事と聞いていました。
結果、私は健康管理の不手際で、貴重な時間を無駄にしてしまいました。これまで、わずかですが体調の変化はあったのです。その躰が発するサインを見過ごしてしまいました。
昨今のコロナ禍では、お客様の事業業績は二極化しています。業績管理がしっかり行われている会社は堅調な成績を挙げ、緩い管理で過ごして来た会社では業績悪化と解決しなければならない経営課題が出ております。
人間の体調管理と似ています。傷が小さい内にケアしておけば、コロナ禍の厳しい環境下でも、負担は少なくて済みます。例えれば、私は姿勢の悪さからの肩こりを無視して、背中の筋肉のこわばりにつながり、ついに腰まで硬くなり、座骨神経痛を発症させてしまいました。
最初はささいな痛みでも、ケアさえ怠らなければ大きな禍を身に引き寄せなくて済みます。経営も同じ事、毎月の業績をまとめ、私ども事務所の担当者に課題の有無をおたずねいただければ、ワンポイントアドバイスと課題解決へのお手伝いをいたします。
税理士法人のぞみ 長野事務所所長 税理士 星野直信