のぞみだより＃１５

あけましておめでとうございます。

昨年は、平成最後の31年から新元号の令和元年の年、新天皇陛下が即位されました。新しい年が幕を開けました。個人的に昨年の重大ニュースを振り返ってみたいと思います。

（１）ワールドカップでラグビーが注目され、予想以上（すいません。私の感想にすぎません。）の活躍に驚き、日本中がわきました。One Team という言葉が、流行しました。One Teamとは、団結と日本語では言うのか、言わないのか？　私には、同じような意味に思えるのですが、いかがでしょうか。団結というと泥臭い響きですし、若い世代の人々には聞きなれない、馴染みのない言葉ではないかと思います。しかし、目標に向かって、チームがひとつにまとまる。まさに団結だと思います。最近では、個を重要視するあまり使わないように思います。久しぶりに日本人が得意とした、チームワークのすばらしさを見たような気がいたしました。チームには、外国出身の人がたくさん在籍しているのですが。

（２）グレタ・トゥンベリさんの登場に驚きました。地球温暖化、環境問題に真っ向から問題提起をしました。広くいうと大人に対して、怒っていると感じました。温暖化、温暖化と言いながら、「あなたたち大人は具体的に何もしてこなかったじゃないか」と。もっと真剣に考えろと言われているようで。彼女の登場以前にも、環境問題について、提言している人、組織はあったでしょうが、はっきりとした（きついとも言えます）言葉、選択した言葉遣い（通訳を通してなので誤解があるかもしれませんが）に驚き、地球温暖化の責任は、私自身にもあると、責任を感じたわけです。彼女の勇気に感服しました。

（３）消費税が増税となりました。景気悪化が気になります。キャッシュレスポイント還元は期限付きです。このポイント還元が多くの消費者にメリットがあるのかというと限定的です。税負担も税の還元も基本は「公平に」だと思います。また、納税者から徴収された税の使い道にも注目して行きましょう。

さて、今年は東京オリンピックが開催されます。詳細はこれからだと思いますが、いまからワクワクしています。当分東京オリンピックを楽しみにしていきたいと思います。令和2年も色々な出来事が起こりそうです。皆さま今年もよろしくお願いいたします。

税理士法人のぞみ　松本事務所所長　税理士　百瀬幸子