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2019年12月11日

のぞみだより#14 「経営理念「自利利他」を考える」

私はTKC北信地区の代表者を努め、これまで4年間毎月早朝セミナーを主催しております。その内容はTKC全国会が編集したテキスト「会計事務所総合力の強化を目指す経営塾」の読み合わせです。

これまで会計事務所経営を成功に導く方法論を学んできました。手段としての学びは一巡しましたので、新年からはTKC会員が一度は読まなければとされているTKC創業者飯塚毅先生の著書「会計人の原点」に挑戦します。

この著書は哲学書であり、字面を追うだけでは関与先の発展を願う飯塚先生の意図は読み取れません。そこで今回は京セラの創業者稲森和夫氏の著書「心。人生を意のままにする力」を合わせて理解を進める企画を立てました。

本来は、TKC全国会の経営理念「自利利他」の理解を進めるための指導書は「会計人の原点」でありますが、その理解には一字一句を解説して頂ける導師の存在が欠かせません。TKC全国会では臨済宗の髙橋宗寬和尚がその立場について頂いており、髙橋和尚は現在全国にある「原点の会」で我々TKC会員を指導されています。私も、以前和尚のご指導を頂き、今も年に数回ご挨拶をさせて頂いております。

さて、情報化社会で我々は日々大量の情報に接していますが、触れれば触れる程、人間本来高みを目指すべき能力が逆に低下している恐れを感じます。自身の成長には価値ある情報を選び抜く知恵が必要です。そこで、情報鉱脈とノイズを見分け指針として「自利利他」の理解を進めたいと仲間を誘い学習を始めます。

ここに、お客様の発展を願う行動を促す経営理念「自利利他」を理解と行動を深めることを誓います。

 

税理士法人のぞみ 長野事務所所長 税理士 星野直信

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