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2019年1月15日

のぞみだより#3 「イートインと軽減税率」

ある日、いつものようにスーパーに買い物にいきました。毎週日曜日に1週間分の買い出しに行くのが日課になっています。その時、ふとレジの向こう側を見ると、テーブルと椅子2客がセットされて、数テーブルあり、そこで、食事をしている光景が目に入りました。まさに今、スーパーで買ったものを食べているようです。今までも、そこにテーブルはあったのかもしれないが、初めてその時気がつきました。買い物がお昼時になったとき、また、買い物した後に出かけようと思っているときには、すぐ食べられる場所は好都合のようです。家族で食べている姿は微笑ましくもありました。一人でたべている方ももちろんいらっしゃいます。スーパーが、単に買い物だけをするところから、談笑の場、コミュニケーションの場になっていることで、空気が和んでいるように感じました。事務的に感じていた買い物の時間が、違うものに思えました。

そういえば、消費税がいよいよ10%に上がりそうですし、軽減税率が導入されようとしています。軽減税率に賛成はしないけれど、現実的に考えれば、増税されるタイミングで、導入されることでしょう。食料品は8%で、外食は10%ここまではいいとして、コンビニなどのイートインコーナーで食べると10%になるとか。店員が持ち帰るのか、店内で食べるのか、レジで聞くか、「イートインコーナーを利用する場合はお申し出ください」と掲示するかとか。対策も頭を悩ませることかと思いますが、コンビニのイートインコーナーで食べると10%で、ドアの外で地べたに座って食べると8%なのかとか、つまらないことをつい考えてしまいます。

税は簡単で、解りやすいのが一番、誰でも理解しやすいのがいいですね。軽減税率の導入で税率の区分が困難ということの理由でスーパーからイートインスペースが無くなってしまったら、残念です。

 

税理士法人のぞみ 松本事務所所長 百瀬幸子

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