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2016年5月6日

医療を取り巻く環境の変化

医療を取り巻く環境の変化


4月から大病院(特定機能病院・一般病床500床以上の地域医療支援病院)を始めて受診する場合、初診料とは別に5000円以上の定額負担を求める制度が導入されました。この制度は軽症患者を地域の医療機関に振り分ける狙いがあります。専門的で高度な医療を提供する大病院に軽症患者が殺到する現状は、医療関係者の負担が大きく、すぐに治療が必要な患者が後回しになりかねないからです。患者はまず地域のかかりつけ医を受診するという姿を厚生労働省は描いています。

また、社会保障審議会の医療保険部会では、かかりつけ医の普及に向けて、診療報酬上の対応や外来時の患者負担について検討されています。診療所においても、かかりつけ医以外の外来を受診した場合に新たな定額負担を導入すべきか否かが論点となっています。かかりつけ医の普及の観点から考えると、個人が日常生活で通常負担できる少額の定額負担を導入すべきだという方向性になってきてます。もし、診療所においても定額負担の導入が実行されるのだとしたら、各医院はその地域におけるかかりつけ医としての位置づけを確立していく必要が出てきます

税理士法人望月会計

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