必見!ご存知ですか?「すまい給付金
消費税増税で住宅ローンを利用する人の負担が増え続けていることを受けて、その負担増分を緩和するために支給されるお金です。
住宅ローン減税はおさめている所得税等から控除する仕組みであるため、収入が低い人ほど効果が薄くなります。そこで、消費税率8%への引き上げと同時にそうした人の負担を解消するための給付金制度「すまい給付金」がスタートしました。
給付金を受けられるのは、住宅を取得して登記上の持分を保有するとともに、そこに居住する、収入が一定以下の人。住宅ローンを利用せずに即金で住宅を取得した人でも、50歳以上で収入の目安が650万円以下の人は対象になります。
給付額は、収入額の目安(都道府県民税の所得割額)で決まる「給付基礎額」に不動産の「持分割合」をかけて決定します。
具体的には、消費税率8%の間は、扶養家族が一人の住宅購入者の場合、年収425万円以下の人は30万円、425万円超475万円以下の人は20万円、475万円超510万円以下は10万円となっています。
平成26年4月以降に引き渡される住宅から、29年12月までに引き渡されて入居が完了した住宅に適用されます。
制度開始から半年で8,730件(7,710戸)に対して合計19億7484万1千円が給付されたそうです。(なお、給付を受けた「件数」と「戸数」が異なるのは、持ち分保有者単位での申請となる為です。)
こういう制度は、どの程度周知されているのでしょうか?
たぶん住宅メーカーの人は、わかっていて、営業をかける際には説明していると思いますが、私は、本当に利用対象者の低所得者に限って、より情報が知らされにくい環境にあると思います。このブログをご覧の方は、引き続き一般の方々に有益だと思われる情報を発信していきますので、是非引き続きご覧ください。